2020.5.16
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テニスメディカルトレーニングラボ
テニスメディカルトレーニングラボ(以下:TMTL)では、
テニス選手に必要なトレーニングや怪我等の情報を中心に、
分かりやすくお届けしています!!
TMTLとは?
TMTLでは、テニスコーチでありアスレティックトレーナーでもある筆者が、テニス情報を発信しています。医学的に裏付けられた情報だけでなく、経験談や主観的意見等も発信しています。
TMTLの特徴
テニスのみならずアスリートがその道で戦い、勝つ為には、技術練習だけでは不十分です。テニス界ではトッププロに限られますが、様々な専門家を“チーム”として招聘しています。主な役割として、技術スキルや全般的に選手をサポートし管理するコーチ。フィジカルトレーニングを主に担当するストレングス&コンディショニングトレーナー。ドクター。怪我や日々のコンディショニングをサポートする、アスレティックトレーナーックトレーナーや治療家。加えて、栄養士やメンタルトレーナーを付ける選手も増えてきています。さらに、テニスにおいては情報分析するアナリスト。道具も大きな要素ですから、スポーツメーカーやストリンガー。などなどサポートする専門家は多岐に渡ります。
TMTLでは、主にフィジカルトレーニングや怪我のサポートを中心にまとめています。またテニススキルに関しては、コーチ目線だけでなく、トレーナー、すなわち“身体の使い方”目線からテニススキルを紐解いていきます。
2020.5.16
サーブの注意点は多々ありますが、今回はフィニッシュ姿勢に注目してみました。
フィニッシュ姿勢が良い=その前に起こっている、構え・トスアップ・トロフィーポーズ・打点・振りぬき
の一連の動作が、バランスよく行われている事を意味します。
逆を言えば、バランス姿勢が悪いとなると、サーブ全体のバランスが悪い可能性があります。
サーブのフィニッシュ姿勢は選手個々で変わりますが、
今回は、「片足着地」。おそらく多くの選手が片足着地です。
片足着地=片足スクワットの姿勢で説明をします。
片足スクワットでは、重心を下げた時、足・膝・股関節・肩関節が
直線上に位置するようにします。
まずは、片足スクワットをバランス良く。
バランスがうまく取れない場合は、何かにつかまりながらでも
バランスを取れる形を優先して行ってください。
そして、サーブのフィニッシュ姿勢を考えると、
足が打つ時に足が地面から離れる選手が多い為、
片足スクワット姿勢の前に、「着地」の要素が含まれます。
+横向き姿勢から正面向きになるので、身体を捻る要素も含まれます。
その為、ジャンプと身体を捻る要素。この二つを取り入れ
片足のスクワット姿勢が出来るよう、トレーニングを行います。
テニスコートでは、素振りでも打ちっぱなしでも良いので、
フィニッシュ姿勢を保持する事を意識的に行ってみて下さい。
フィニッシュ姿勢が保持できない場合、まだバランスよく打てていない事になります。
くれぐれも膝を痛めないよう気を付けながら、実践してみて下さい!!