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【動画】サーブ上達編 フィニッシュ姿勢トレーニング
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 サーブの注意点は多々ありますが、今回はフィニッシュ姿勢に注目してみました。
フィニッシュ姿勢が良い=その前に起こっている、構え・トスアップ・トロフィーポーズ・打点・振りぬき
の一連の動作が、バランスよく行われている事を意味します。
逆を言えば、バランス姿勢が悪いとなると、サーブ全体のバランスが悪い可能性があります。

 サーブのフィニッシュ姿勢は選手個々で変わりますが、
今回は、「片足着地」。おそらく多くの選手が片足着地です。
片足着地=片足スクワットの姿勢で説明をします。
片足スクワットでは、重心を下げた時、足・膝・股関節・肩関節が
直線上に位置するようにします。
まずは、片足スクワットをバランス良く。
バランスがうまく取れない場合は、何かにつかまりながらでも
バランスを取れる形を優先して行ってください。

 そして、サーブのフィニッシュ姿勢を考えると、
足が打つ時に足が地面から離れる選手が多い為、
片足スクワット姿勢の前に、「着地」の要素が含まれます。
+横向き姿勢から正面向きになるので、身体を捻る要素も含まれます。
その為、ジャンプと身体を捻る要素。この二つを取り入れ
片足のスクワット姿勢が出来るよう、トレーニングを行います。

 テニスコートでは、素振りでも打ちっぱなしでも良いので、
フィニッシュ姿勢を保持する事を意識的に行ってみて下さい。
フィニッシュ姿勢が保持できない場合、まだバランスよく打てていない事になります。

 くれぐれも膝を痛めないよう気を付けながら、実践してみて下さい!!

 

筆者情報

プロテニストレーナー&テニスコーチ

菅尾 祐助

小学生からテニスを始める。高校卒業後渡米し、アスレティックトレーニングを学ぶ。帰国後、菅尾アスレティックトレーニングセンター(S.A.T.C)を設立し、アスリートやスポーツ愛好家の怪我やリハビリ、トレーニング、コンディショニング等をサポート。また、はちおうじ庭球塾(八王子テニススクール)にて、ジュニア育成に従事。

怪我やトレーニング、テニスサポートのご相談はS.A.T.Cまで。
ジュニア育成は、はちおうじ庭球塾まで。
お問い合わせはこちらから。

(株)S.AT.C 代表取締役
テニスメディカルトレーニングラボ(TMTL) 代表
はちおうじ庭球塾 塾長
特定非営利活動法人スポーツライフネットワーク 代表理事
鈴木慶やすらぎクリニック アスレティックトレーナー
境界なきアスリートサポート 共同代表

米国公認アスレティックトレーナー (NATA-ATC)
米国公認ストレングスコンディショニングスペシャリスト (NSCA-CSCS)
インターナショナルテニスパフォーマンス協会公認
テニスパフォーマンススペシャリスト (ITPA-CTPS)
アメリカプロテニス協会公認 プロフェッショナルテニスコーチ
アスレティックトレーニング修士 (MS)

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