2020.4.16
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テニスメディカルトレーニングラボ
テニスメディカルトレーニングラボ(以下:TMTL)では、
テニス選手に必要なトレーニングや怪我等の情報を中心に、
分かりやすくお届けしています!!
TMTLとは?
TMTLでは、テニスコーチでありアスレティックトレーナーでもある筆者が、テニス情報を発信しています。医学的に裏付けられた情報だけでなく、経験談や主観的意見等も発信しています。
TMTLの特徴
テニスのみならずアスリートがその道で戦い、勝つ為には、技術練習だけでは不十分です。テニス界ではトッププロに限られますが、様々な専門家を“チーム”として招聘しています。主な役割として、技術スキルや全般的に選手をサポートし管理するコーチ。フィジカルトレーニングを主に担当するストレングス&コンディショニングトレーナー。ドクター。怪我や日々のコンディショニングをサポートする、アスレティックトレーナーックトレーナーや治療家。加えて、栄養士やメンタルトレーナーを付ける選手も増えてきています。さらに、テニスにおいては情報分析するアナリスト。道具も大きな要素ですから、スポーツメーカーやストリンガー。などなどサポートする専門家は多岐に渡ります。
TMTLでは、主にフィジカルトレーニングや怪我のサポートを中心にまとめています。またテニススキルに関しては、コーチ目線だけでなく、トレーナー、すなわち“身体の使い方”目線からテニススキルを紐解いていきます。
2020.4.16
今回は小野田プロと矢野プロ、水田選手にご協力いただき、動画撮影ができました。お三方、ありがとうございました!!
以前アップした「プロテニストレーナー直伝 テニス選手の為の骨盤 前傾&後傾」で、詳しく骨盤の話をしておりますので、まだそちらをご覧になっていただいていない方は、是非まずはそちらを先にご参照いただければ、本動画の内容がスムーズにご理解いただけると思います。
選手皆それぞれ、様々な打ち方や身体の使い方がありますが、「骨盤を立たせ(中立位から前傾位)身体を捻る」という姿勢はテニス人皆共通です。その為に必要な事が、腿裏の柔軟性です。腿裏の筋肉が硬いと、骨盤は後ろに傾いてしまいます(後傾)。前屈で手が地面に付かない。仰向けで、膝を真っすぐにしながら足を上げて、90度まで持ち上がらない。そのような場合は腿裏が硬いです。しっかりとストレッチをして十分な腿裏の柔軟性を作りましょう。
そして、捻りです。骨盤を立たせながら、身体を捻る事で、体幹軸が真っすぐのままのプレーが可能になります。腿裏の柔軟性が十分にあるにも関わらず、うまく身体が回らない場合は、腰回りの捻る為の筋肉が硬い事が原因と考えられます。単純に捻る動作・ストレッチを導入し、柔軟性を作りましょう。
長座姿勢でスイング動作を行うと、腿裏の柔軟性チェックや骨盤を立たせることも意識できます。それを小野田プロ・矢野プロ・水田選手に、実際にやっていただきました。プロたちの身体の使い方を見ながら、是非皆様も実際に同じ動作を行い、自身の柔軟性や骨盤の立たせ方を練習・トレーニングしてみて下さい!!
動画の最中にも言及しておりますが、高いパフォーマンスを行う為には、オンコートでボールを沢山打てば良いわけではありません。高いパフォーマンスができるフィジカルが必要なのです!!日々コツコツです!!実践あるのみです!!